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よくある質問

よくある質問一覧

回答一覧

A1:教育学部では、どんなことを学ぶのですか。
教育学部では、人間の形成や人間の発達にかかわるあらゆる問題を学びます。教育というと子どもの問題を思いがちですけれども、乳幼児期や児童期の子どもの問題だけではなく、青年期や成人期、さらには老年期にいたるまでの人間の生涯にわたる発達を学びます。ですから、教育学部というところは、人間形成に関する総合的な科学を学ぶ場だと言えるでしょう。
A2:教育学部には、どんな学科がありますか。
教育学部には、学科はありませんが、学科に準ずるものとして「系」があります。「①教育学系」「②教育心理学系」という2つの系です。
A3:教育学系では、どんなことを学ぶのですか。
教育学系では、教育の本質や目的、内容・方法や制度、また人間形成の過程や条件を学ぶのですが、教育学系は、さらに「国際教育文化コース」と「教育社会計画コース」という2つのコースに分かれています。
A4:教育心理学系では、どんなことを学ぶのですか。
教育心理学系では、人間の行動や意識、知識や学習、人格や適応、発達障害や心身障害などについて学びますが、教育心理学系は、さらに「人間行動コース」と「心理臨床コース」の2つのコースに分かれています。
A5:国際教育文化コースでは、どんなことを学ぶのですか。
欧米やアジア諸国の教育思想、教育制度、教育政策や教育改革などについて学びます。さらに各国の教育事情の比較研究や、国際理解、異文化理解、民族問題などの研究もしています。また、教育を根本的に考えるために、哲学・情報工学・人類学などの視点からの研究も行っています。今日の国際化時代のさまざまな教育問題を学ぶことができるでしょう。
A6:教育社会計画コースでは、どんなことを学ぶのですか。
教育社会計画コースでは、教育と社会に関わる様々な問題について学びます。いま、日本では、子どもの発達と学力をめぐる問題、教師の多忙化など学校教育をめぐる問題、学校選択制の導入など教育制度をめぐる問題、地域社会と学校との関係など、教育と社会に関わる多様な問題が現れています。このような問題を教育史学、教育社会学、教育行政学、教育経営学、社会教育学などの領域から研究し、これからの教育のあり方や教育計画を考えていきます。
A7:人間行動コースでは、どんなことを学ぶのですか。
人間行動コースでは、私たち人間が、外の世界や他の人たちとどのようにかかわりながら、自分なりの意味の世界や思考の世界、また行動の世界や人間関係の世界をつくりあげていくのかを、いろいろな視点から総合的に研究します。ですから、人間行動コースの研究は人間の行動の最も基礎的、かつ現実的な問題を扱うといってよいでしょう。こうした研究を基礎に人間行動コースでは幅広い心理学の視点と知識をいかして、今日の変動社会のさまざまな問題に対処していけるような専門的な人材の育成を目指しています。
A8:心理臨床コースでは、どんなことを学ぶのですか。
今日のように複雑で高度な産業社会になりますと、人々は毎日の生活のなかでいろいろな問題に遭遇しますが、そのためにストレス、不信感、不和感、心理的な葛藤などを経験します。近年は、家庭内暴力や学校内暴力、不登校、非行や犯罪といった問題行動も増えてきました。一方で、自閉症などの発達上の困難を抱えたこどもたちも増加しています。
心理臨床コースでは、こうした問題をもった人々を理解し、援助の仕方や対処の仕方、またそのためのさまざまな技法を理論的・実践的に研究し学習していきます。
A9:教育学部の教育心理学と文学部の心理学とは、どのように違うのですか。
文学部の心理学は1つの講座で、主に成人を対象にして人間の知覚、運動、認知などを研究しています。私たちの教育学部の教育心理学は教育心理学、発達心理学、社会心理学、人間環境心理学、カウンセリング、発達臨床学、生涯発達学、発達相談学という8つの部門から成り立っています。そして子どもの成長、発達、適応に関する心理学的研究だけでなく、身体の不自由な子どもたちに関する診断、治療に関しての心理学研究をも行って、広く総合科学的に研究し、教育しています。
A10:自分が選んだ系やコース以外の系やコースの勉強もすることができますか。
もちろんできます。入学して2年生になると、教育学系に進むか教育心理学系に進むか、また、その系のなかの、どちらのコースに進むかを決めます。そして自分で選んだ系やコースの科目を中心に勉強していきますが、別の系やコースの科目でも自由に履修することができます(ただし、一部の特別な科目は除く)。
A11:教育学部では、どのようにして授業を行っているのですか。
授業には、講義、演習(ゼミナール)、実験、調査などいろいろな形態があります。また、演習でも、日本の文献だけでなく外国の文献を講読するようなものもありますし、1つの研究テーマを決めて、そのテーマを演習の参加者全員で追究していくようなものもあります。
A12:九州大学の教育学部と他の大学の教員養成系学部とは違うのですか。
国立大学法人の教育学部には2種類あって、教員養成を目的とした教育学部と、学問としての教育学や教育心理学の研究・教育を目的とした教育学部があります。九州大学の教育学部は後者です。東京大学や京都大学の教育学部と同じように、教育学や教育心理学の研究・教育を目的としています。
A13:教育学部では、教師になるための教員免許が取れるのでしょうか。
はい、取れます。教員免許のための授業が用意されていますので、その授業の単位を取ればよいのです。中学校(社会)と高等学校(地理歴史及び公民)の教員免許を取ることができます。(授業の特色と4年の流れを参照してください)
A14:入学して、はじめは、どんなことを学ぶのですか。
1年生の間は、人文科学、社会科学、自然科学、語学、体育などの教養的な科目を学んで、幅広い知識と教養を身につけます。しかし同時に教育学や教育心理学の専門科目も履修できるようにカリキュラムを構成しています。(授業の特色と4年の流れを参照してください)
A15:専門科目は、いつから学ぶのですか。
2年生から、いよいよ専門科目を学ぶようになります。教育学部には教育学系17専攻科目、教育心理学系15専攻科目の専門科目がありますので、こうした科目を自分で選択して学びます。(学年毎の受講の仕組みについては、授業の特色と4年の流れを参照してください。授業科目の詳細については、教育学系教育心理学系、それぞれのページをご覧ください)
A16:専門は、自分で選べるのですか。
3年生になると、専門に勉強したい領域を決めることになります。何を専門に勉強するかは、原則として自分で自由に決めることができます。ただし、教育学系と教育心理学系のいずれか一方に希望者が集中する場合は、両系のバランスをとるために調整が行われることがあります。
A17:卒業論文って、何ですか。
卒業論文は、教育学部では必修になっています。卒業論文は、先生のアドバイスを受けながら、自分でテーマを決め、文献を集め、調査をし、理論を組み立てて書かなければなりません。卒業論文を書くことによって理論的な考え方、自立的な学習態度、問題解決方法などを自ら学んでいくことになるのです。そのようにして身につけた力こそが皆さんの将来の社会生活を築いていくのです。ですから卒業論文は大学で勉強したことの集大成といってもよいでしょう。卒業論文は学生の知的挑戦なのです。教育学部では、そうした知的挑戦に挑む意欲ある学生を歓迎します。

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